食べ物の小説やマンガを読んでいると心が軽くなって楽しい気分になる。
腹が減っては戦ができぬという事がありますが、人間は食べないといきていけない。
辛い事や悲しい事があって食べ物が喉を通らなくても、時間が経つとお腹はなったりして。食べ終わるとちょっと元気になってたりするもの。特に一人ご飯のストーリーがあるのが好き。
今回は「料理」が出てくる、読んで楽しい気分になった最近のおすすめ小説&マンガレビューを共有します♪
「料理」が出てくる、読んで楽しい気分になったおすすめの小説&マンガ
『さんかく』 千早茜
食べる速さも、量も、自分以外の誰も気にしなくていい。好きなものを好きなだけ注文して独り占めできる。最高だ、と姿勢を崩す。これが仕事明けの自由と幸せだった。
さんかく (千早茜)
携帯もバッグにしまったままで、箸を動かし、ガラスのとっくりを傾ける。
「さんかく」はおいしい料理がたくさん登場する。こちらは30代独身の夕香がいきつけのお店でひとりお酒を飲みながら食事をするシーンが特におきにいり。
私の場合友人との外食のランチ会は好きだけど、どうしてもトークが中心となってしまい食べている料理の味をじっくり楽しめていない事が多い。
夫と外食する時は、料理の味もしっかり楽しめているから不思議だ。友人とはたまに会うから新しい話題が溢れて話に夢中になってしまうのかな?
今は仕事中のひとり外食ランチが好きで今は週1.2回の出社の時のランチが何より楽しみ^^
ここぞとばかりに自分が好きなお店に行って、ゆっくり食事を楽しんで、動画みたり本を読んだりして過ごす。
「さんかく」は共感できるセリフが多くて読んででほっこり癒される。
『きのう何食べた?』 よしながふみ
ドラマも映画化もされていてご存じの方もおおい「きのう何食べた?」。私がこの本にであったのは10年ほど前に友人の家の本棚にあってちょっと読んだら面白くて、そのあとすぐにポチしてた。
シロさんが料理を作って、それを彼氏の賢二と一緒に食べるのがメインストーリー。
2人が食事中に今食べている料理について話しているシーンが好き。賢二は1品1品感想を言ってくれて、おいしいねって言いながら食べるそんな平凡だけど心あたたまるシーンに癒される。
我が家も夫と2人だった時は食事中は録画していたドラマを観ながら食べるのが定番だったんだけど、息子が生まれてからは食事中は動画は観ないルールにしているので、自然と会話が盛り上がる。テレビ観ながら食べているとテレビの話題が中心となっておいしいねなんて言葉なかなか出ないもんね。
『荒野のグルメ』 原作:久住昌之、作画:土山しげる
久住昌之さん原作の孤独のグルメも好きなのですが、荒野のグルメは仕事帰りのサラリーマンが「美味い肴と晩酌を楽しむ」のでテーマとなっていて、毎回、
『おいしかった、明日もまた頑張ろう』と締めくくられる終わり方が好き。全3巻で完結してますが、特に1巻がおすすめで焼きおにぎりde日本茶割りの回が好き。